【途中経過】冒険の書
今読んでいるのが、「冒険の書 AI時代のアンラーニング」という本だ。
仕事の休憩時間に読んでいるので、少しずつしか読めていない。
4分の1くらいまで読み進めたか。今までの内容を少し整理したい。
=手に取ったきっかけ=
「冒険」というタイトルに惹かれたから。
数ページ読んでみて、教育関係の本なのか?と思った。
「冒険」と「教育」どういうつながるんだろう?
ワクワクするような冒険が待っているのだろうか、気になった…
=どんな本?=
“学びって本来はすごく楽しいことのはずなのにどうして学校の勉強はつまらないのだろう?人生は本来すごくワクワクするもののはずなのにどうしていつも不安を感じながら生きていかなければならないのだろう?”(p.4)
その答えを求め、歴史や先人たちの考えを紹介していくのがこの本だ。
以下、感想と本の内容(ネタバレ)を含みます。
=ここまでの感想=
この本は答えが書いているわけではない。
新しく知識を得るというより「疑う」「問う」本だ。
今まで当たり前だったもの。
学校、教育、その根本からなぜと問う。
当たり前だから疑いもしないし、問うこともない。
いかに自分が思考停止して生きてきたのか。
当初、ワクワクする冒険の本だという想像とは違う。
自分の当たり前と思ってきたことをぐらぐらと揺さぶり、不安定にさせる。
あるいは子どものころ「考えないように」「そう思わないように」してきた鍵付きの箱をこじ開けていく。痛みを伴う。いままで隠してきたものだ、怖い。
本を読んで疲れる経験をしたことがなかった。くたくたになり、何も考えれなくなる。
自分の中にある気持ちなのに、なぜ怖いと思うのだろう。